マッチングアプリを始めようとして、プロフィール写真の登録画面で手が止まる。 これは珍しいことではありません。日常的に人に撮ってもらう機会がなければ、そもそも使える写真が手元に残らないからです。
実際、写真を探してみると次のような状態になっていることがよくあります。
- カメラロールにあるのは自撮りだけ
- 人に撮ってもらった写真は数年前のものしかない
- 友人との集合写真ばかりで、自分だけの写真がない
- 顔が写っているものは、証明写真くらいしかない
ここから始める場合、いきなり完璧な写真を目指す必要はありません。 「今の自分が分かる、明るくて、自分ひとりが写っている写真」が1枚あれば、まずは形になります。 以下では、その1枚を用意するための方法を、費用の少ない順に見ていきます。
マッチングアプリに載せる写真がないときの7つの方法
1. 友人に撮ってもらう
もっとも手軽で、費用もほとんどかかりません。人に撮ってもらった写真は視線や姿勢が自然になりやすく、自撮りとは印象が変わります。
頼みにくさを感じる場合は、用途を細かく説明しなくても構いません。 「プロフィール用の写真がなくて困っている」「1枚だけ撮ってほしい」と伝えれば十分に成立します。 食事や外出のついでに数枚撮ってもらうくらいの温度感で頼むほうが、お互いに気楽です。
頼むときのコツ
「良い感じに撮って」ではなく、「立っているところを、腰から上で、少し離れて撮ってほしい」のように具体的に伝えると、使える写真になる確率が上がります。
2. 外出したときに撮ってもらう
旅行先、カフェ、公園、散歩の途中など、外にいるときに撮ってもらう方法です。 1のバリエーションですが、屋外は光が回るため、室内より明るく写りやすいという利点があります。
背景に緑や街並みが入ると、写真としての情報量も増えます。 逆に、暗い店内や逆光の場所は、スマホのカメラでは表情が沈みやすいので避けたほうが無難です。
3. スマホのタイマー機能を使う
撮ってくれる人がいない場合の現実的な選択肢です。スマホを三脚やスタンドに固定し、タイマーで撮影します。
腕を伸ばして撮る自撮りと違い、カメラとの距離を取れるため、顔の歪みが出にくく、全身や上半身も収められます。 スタンドがなければ、カバンや本の上にスマホを立てかけるだけでも代用できます。 三脚やスタンドを新しく買う場合は、ネットで商品を購入するときに失敗を減らすチェックリストも参考にしてください。
- カメラは自分の目線と同じか、やや高い位置に置く
- 連写やインターバル撮影を使い、1回で多めに撮る
- 撮ったその場で確認し、明るさと背景を調整して撮り直す
4. 自撮りする
自撮りが必ずしも悪いわけではありません。表情が良く、明るく写っていれば、十分に使える写真になります。 ただし、自撮りは撮り方によって印象が大きく変わりやすいため、次の点には注意が必要です。
- 極端なドアップ……顔が近すぎると威圧感が出やすく、輪郭も歪みます
- 下からのアングル……見上げる角度は、意図しない表情に写りやすくなります
- 洗面所や鏡越し……生活感が強く出るうえ、鏡の汚れや背景まで写り込みます
- 散らかった部屋……背景の情報は思っている以上に見られます
自撮りで撮るなら、屋外か窓際で、腕を伸ばしてカメラを少し離し、目線の高さに構えるだけでも印象は変わります。
5. 過去の写真から探す
カメラロールをさかのぼると、旅行や食事の場面で撮られた写真が見つかることがあります。集合写真であれば、自分の部分を切り出して使える場合もあります。
ただし気をつけたいのが写真の古さです。 現在の外見と大きく異なる写真は、会ったときに違和感につながります。 髪型や体型が今と違う、明らかに何年も前と分かる、という写真は避けたほうが結果的にうまくいきます。
また、切り出して使う場合は、他の人の顔が写り込んでいないかを必ず確認してください。この点は後の章でも触れます。
6. 写真が得意な知人に頼む
趣味でカメラをやっている知人がいれば、相談してみる価値があります。 構図や光の扱いに慣れている人は、同じスマホでも仕上がりが変わりますし、カメラを持っている場合はさらに選択肢が広がります。
知人に頼む場合も、無償を前提にせず、食事をおごる、機材の交通費を持つなど、お礼の形を先に伝えておくと頼みやすくなります。
7. プロのプロフィール写真撮影サービスを利用する
ここまでの方法を試しても写真が用意できない場合は、撮影サービスという選択肢があります。 マッチングアプリ向けのプロフィール写真に特化したサービスもあり、撮影から写真の選定までを任せられます。
向いているのは、次のような状況の人です。
- 友人に頼みにくい、頼める相手が近くにいない
- 自分で撮ってみたが、使えそうな写真にならなかった
- 服装や撮影場所についても相談したい
- 短期間で用意したい
一方で、費用がかかること、日程を確保する必要があることは前提になります。 また、写真を変えたからといって結果が約束されるわけではありません。 プロフィール文や使うアプリ、活動の仕方など、写真以外の要素も関わってきます。 あくまで「自分では用意できない種類の写真を用意する手段」として考えるのが現実的です。
プロフィール写真を撮るときに意識したいポイント
どの方法で撮る場合でも、共通して押さえておきたい点があります。
- 清潔感……髪、ひげ、服のしわ、爪など。撮影前に鏡で一度確認するだけで変わります
- 表情……口角が少し上がっているだけで印象が変わります。真顔よりは、力を抜いた表情のほうが伝わりやすくなります
- 明るさ……暗い写真は表情が読み取れません。屋外か、窓のある部屋で撮るのが簡単です
- 背景……生活感の強い室内より、外や無地の壁のほうが、被写体に目が向きます
- 服装……普段着ているもので構いませんが、サイズが合っているかは確認しておきたい点です
- 写真の新しさ……できるだけ直近のもの。目安として1年以内であれば大きなずれは出にくくなります
- 本人が分かること……顔がはっきり写っていることが前提です
なお、どんな写真が好まれるかは人によって異なります。 「こう撮れば誰にでも好印象」という正解はないため、ここで挙げたのは誰が見ても判断しにくくならないための最低限の条件と考えてください。
避けたほうがいいプロフィール写真の例
次のような写真は、意図せず不利に働くことがあります。理由とあわせて確認しておきましょう。
- 極端な加工……実際に会ったときに差が生まれます。写真と印象が違うと感じられると、その後のやり取りに影響します
- 本人が分からないほど遠い……風景写真としては良くても、プロフィールとしては情報が足りません
- 暗すぎる……表情が読み取れず、判断材料になりません
- 画質が悪い……古い写真の拡大や、スクリーンショットの再利用で起きがちです
- 現在と大きく違う古い写真……会ったときの違和感につながります
- 背景に個人情報が写っている……表札、番地、郵便物、勤務先の看板、車のナンバーなど。自宅や勤務先が特定される可能性があります
- 他人の顔がそのまま写っている……本人の許可なく第三者の顔を公開することになります。集合写真を使う場合は、自分だけを切り出すか、他の人が写らない範囲にしてください
公開前に1回だけ確認を
写真を登録する前に、拡大して背景の隅々まで見てください。個人情報の写り込みは、投稿してから気づくと取り返しがつきにくいものです。
自分で用意するのが難しいなら撮影サービスも選択肢
ここまでの方法を試しても、納得できる1枚が用意できないことはあります。 友人に頼みにくい、自撮りやタイマー撮影を何度か試したがプロフィールに使いたい写真にならなかった。 そうした場合は、撮影を依頼するという方法があります。
ただし費用がかかるため、依頼する前に料金と条件を把握しておきたいところです。 POSELECT NOTEでは、マッチングアプリ向けのプロフィール写真撮影サービスについて、 公式サイトで確認できる情報をもとに整理した記事を掲載しています。
マッチングフォトの料金と確認事項
- プラン別の料金と、撮影時間・納品枚数の違い
- 出張で対応できるエリアと、写真が届くまでの日数
- キャンセルできる期限と、返金の条件
- 向いていない場合と、依頼する前に確認したいこと
料金の根拠や注意点までしっかり確認したい場合は、マッチングフォトを調査した記事もあります。
結局どの方法がおすすめ?
方法ごとの特徴を整理すると次のようになります。 なお、この評価はPOSELECT NOTE編集部が、費用と手間の観点から整理したものです。 絶対的な優劣を示すものではなく、置かれている状況によって適した方法は変わります。
| 方法 | 費用 | 手軽さ | ハードル |
|---|---|---|---|
| 友人に頼む | ◎ ほぼ不要 | ○ 予定を合わせる必要あり | △ 頼みにくさを感じる場合がある |
| 外出時に撮ってもらう | ◎ ほぼ不要 | ○ 外出の予定に合わせる | △ 同行者が必要 |
| タイマー撮影 | ◎ スタンド代のみ | ○ 一人で完結する | △ 撮影の試行錯誤が必要 |
| 自撮り | ◎ 不要 | ◎ すぐできる | △ 構図が限られる |
| 過去の写真を使う | ◎ 不要 | ◎ 探すだけ | △ 使えるものがあるとは限らない |
| 写真が得意な知人に頼む | ○ お礼の分 | △ 相手の都合次第 | △ 該当する知人がいる場合に限る |
| 撮影サービスを使う | △ 数千円〜 | ◎ 撮影は任せられる | ○ 日程の確保が必要 |
◎=負担が小さい/○=標準/△=負担がある、という目安です。POSELECT NOTE編集部による整理であり、サービスや状況によって実際の評価は変わります。
まとめ
写真がない状態から始める場合、最初から有料のサービスを使う必要はありません。 まずは費用のかからない方法から順に試して、それでも用意できないときに次の手段を考える、という進め方が無理がありません。
- まず友人に頼めないか検討する
- 頼める相手がいなければ、タイマー撮影を試す
- 過去の写真に使えるものがないか探す(古すぎるものは避ける)
- どれも難しい場合に、撮影サービスを検討する
そして、どの方法で撮る場合でも、明るさ・背景・写真の新しさ・個人情報の写り込みの4点だけは確認しておいてください。 この4つは、撮り方に関係なく結果に影響します。
サービスを比較するときの一般的な考え方は商品・サービスを比較するときに確認したい5つのポイント、 口コミの読み方は口コミだけで商品を選ばないために確認したいことにまとめています。