通販の失敗はだいたい3種類
届いてからがっかりするパターンは、次の3つに分けられます。
- 想像と違った……サイズ、色、質感、量が思っていたものと違う
- 条件を見落としていた……送料、納期、返品不可、定期購入だった
- 相手の問題……商品が届かない、連絡が取れない、粗悪品だった
1つ目は商品情報の読み方で、2つ目は購入手続きの確認で、3つ目は販売者の確認で、それぞれ減らせます。
買う前のチェックリスト
商品そのものについて
- 寸法を数値で確認したか(「コンパクト」などの言葉ではなく cm で)
- 手元にあるもので大きさを再現してみたか(定規やメジャーで測る)
- 写真は加工されている可能性を踏まえたか(色は環境で変わります)
- 付属品に何が含まれるか、別売りのものはないか
- 内容量・枚数・回数など、単価を比べられる数値を確認したか
販売者と表示について
- 販売元の会社名・所在地・連絡先が記載されているか
- 特定商取引法に基づく表記のページがあり、内容が具体的か
- モール型サイトの場合、出品者がどこかを確認したか
- 問い合わせ手段(メール・電話・フォーム)が用意されているか
注意したい表示
連絡先がフリーメールのみ、所在地が不明確、日本語が不自然、極端に安い——これらが重なる場合は、購入を見送る判断も選択肢です。
支払いと配送について
- 送料と手数料を含めた最終的な支払額を確認したか
- お届け予定日と、受け取れるタイミングが合っているか
- 「定期購入」「自動更新」になっていないか(初回価格が安い商品は特に)
- 支払い方法に、問題があったときの対応手段があるか
返品・交換について
- 返品を受け付ける期間と条件(未開封のみ、など)
- 返送料はどちらの負担か
- イメージ違いによる返品が可能か(不可の場合が多くあります)
返品条件は、価格差より重要になることがあります。数百円安い店より、返品できる店のほうが結果的に安く済む場合があるからです。
注文したあとにやっておくこと
注文完了後は、次の情報を残しておくと、トラブル時の対応が早くなります。
- 注文確認メールを削除せず保管する
- 注文番号、購入日、支払額を控える
- 商品ページのスクリーンショットを保存する(表示が変わることがあるため)
- 届いたら開封時の状態を写真に残す(破損時の連絡に使えます)
モール型サイトと単独サイトの違い
大手モール(複数の店舗が出店している通販サイト)と、単独の通販サイトでは、確認すべき点が少し変わります。
| モール型サイト | 単独の通販サイト | |
|---|---|---|
| 売り手 | 出品者が個別に存在する | サイト運営者が販売者であることが多い |
| 確認すること | 誰が売っているか、その出品者の評価 | 運営会社と特定商取引法に基づく表記 |
| トラブル時 | モール側の補償制度がある場合がある | 販売者と直接やり取りする |
モール型では、同じ商品でも出品者によって価格・納期・返品条件が異なります。商品ページだけでなく、出品者名を必ず確認してください。
「初回だけ安い」商品に注意する
初回価格が大きく割り引かれている商品では、購入手続きが定期購入(継続的に届く契約)になっていることがあります。この場合、次のような条件が設定されていることがあります。
- 最低◯回の受け取りが条件になっている
- 2回目以降は通常価格になる
- 解約は次回発送日の◯日前までに連絡が必要
これらは申込みページに記載されていますが、目立たない位置にある場合があります。金額の下や申込みボタンの近くにある小さな文字は、購入前に必ず読んでください。条件に納得できない場合は、単品購入ができないかを確認します。
まとめ
通販の確認作業は、慣れれば数分で終わります。
- 寸法と内容量は数値で確認する
- 販売者情報と特定商取引法に基づく表記を見る
- 定期購入になっていないかを確認する
- 返品条件を価格と同じくらい重視する
- 注文情報と商品ページを保存しておく
レビューの読み方は口コミだけで商品を選ばないために確認したいこと、複数商品の比べ方は商品・サービスを比較するときに確認したい5つのポイントで扱っています。